私のコーヒー物語 第2話


                                吉玉誠一

 
移植とは完全に成長を止め、根を活着させるまで実も花も落ち
ます。ようやく活着しましたが、その畑は高台にあり風当たりの強い
所で3年目に台風3連発で根倒しになり、収穫など思いもつかな
い程でしたが、木は強く再び成長を始め、今では3米程になって
います。
 欠点は高木であること、畑の日当たりが悪いことです。10年前
から低木種を求め、熊本の植木屋(出稼ぎに行って見つけました)
の店先にあった「モカ」を全部買い上げて島に植えました。それが
5本、今は全部成長し、その子供が元気に育っています。同封の
豆はそのモカとブラジルです。
 現在120本程栽培しています。そのうち40本は親木、ブラジルは
収穫はまだ望めません。
 子供達は3年木、4年木で来年あたりから本格的栽培が出来る
と楽しみにしていたのに、昨年の2度の台風@7月8日〜9日/台風
7号 最大風速35m(20mは2日間)、A8月28日〜31日/台風
15号 最大風速40m、と強い台風でした。
 その結果、木は16本倒され、50本程梢を止めました。若木は
根張りが弱く、それをやられました。
今は養生中です。よって今年の収穫は極僅かです。
 今後生産者が増えていくよう努力中。現在3名になり3月には苗木
100本を譲ります。
 伊仙町の中央部に今年100本、3年計画で300本程植え付けます。
種類はアラビカ種モカ、ブラジル ニューワールド(黄色い豆)低木種
のみに移行します。
 コーヒー栽培は私の一生のライフワークです。やめません。死ぬ迄
やります。また、南の作物、島の在来作物を頑張って作っていくつもり
です。更に農作物の自給を島内的にも高める為、また、水を守る為、
有機・無農薬栽培を目指し、島の生産者を増やし、この自然を
これ以上痛めないよう頑張っていこうと思っております。
 以前お話ししたように、ぜひ来島してみてください。お店を休んででも
来る価値はあると思いますヨ。
この島の自然条件等を体験してもらえれば、何かがわかってもらえる、
と信じています。
 この島が好きで大事にして行きたいと思います。コーヒーは元々赤道
近くの回帰線内が経済的栽培区域です。そのことをわかった上でやって
いきます。

 色んなメディアにもでましたが同封はしません。昔Be-palにも出たな。
是非来島して下さい。物語はもっともっとあり、今から続きます。

《コーヒーについて》
収穫→水に浮かせます→不良豆を選別→皮をむきます
→水洗して天日自然乾燥→パーチメントを手でむきます。これが大変!
量的に少ないのですべて手作業です。
価値はありますよ。量が多くなれば機械化する予定です。
それらを含めて飲んでください。味はアラジンの保障付きです。以上。
                                    玉、記す

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